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四季折々の里山とアート、そして宿泊体験をお楽しみ下さい。
現代アート作品に泊まる
「脱皮する家」は、建物自体がアート作品となった農家民宿です。
長年の「囲炉裏」や、「竈」を使った生活により、古民家の内部には黒いすすがこびりついています。アーティスト、日本大学芸術学部絵画学科彫刻コース有志は、築150年の古民家を前に、壁、床、柱などいたるところを、彫刻刀で彫るという手段を用い、家屋の新たな一面を表出し作品化しました。
制作に約2年を要し、述べ3000人工の労働の末完成した空間は圧倒的な迫力をもって鑑賞者を包み込みます。
アートと農村、ここでしか体験できない稀有な時間をお楽しみください。
作品コンセプト
- 1.テーマ:脱皮する家 -家を彫るー
- 民家にせよ小屋にせよ、人が生活を営む上で快適さを求めるために建てられた物であろう。
地域の風土や風習、生業の為など何かしらの理由の上に成り立ってきたはずである。
しかしながら、時間の流れや時代の移り変わりによって廃墟になり、まさしく抜け殻となってしまったものをカービング(彫刻)という手法により、アートとして脱皮・再生させてみたいと考える。

- 2.技法:彫る
- 本来、木彫と言えばもともと持ち合わせた有機的な形に、外側から内側に向かって手を加えることにより、そのものが持つ質感を閉じ込めたかたちとして生命を注ぎ込んできた。
今回の素材となる廃墟は加工された板や、曲がりやうねりを生かした梁など、素材の特性を用途として最大限に生かしている。
それらを均一なものとして見なし、彫刻刀で彫る事により、内側に内包された空間の広がりを押し広げ、新たな空間を再構築することができるのではないだろうか。
もとより、日本の伝統的な木彫では細かい技術の発達のために様々な刃物が作られてきたが、今回は彫り手の道具としての延長として彫刻刀のみを使用したいと考えている。

- 3.目的:出会い
- 歩き、どれだけの人に会えば、そこにたどり着くのだろうか。
はじめに取りかかる家探しは、土地の人との初めてのコンタクトとなり、作品のディティールを決める上でかなり重要な作業になる。
そこで生まれる様々な出会いは必ずや記憶に残るであろう。さらに、異文化として、行為(作品)を持ち込むことによって生まれることこそが私たちの望む出会いである。

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