日々のこと

積雪335cm

2013年2月27日

こんにちは。

2月はずっと雪が降り続き
これでもかこれでもかと降ってきます。
25日には積雪が335cmになりました。午前九時の気温は−6℃。
軒下は屋根の雪が下に落ちて屋根の高さ迄雪があります。宿が雪に飲み込まれそうです。
集落の人達も毎日朝から雪かき、そして屋根の雪下ろしで大変そうです。
おじいちゃんおばあちゃんも屋根に上がったりして本当に頭が下がります。
雪国の人達は本当に大変です。
雪マキ.jpg
この冬を過ごして感じる事は、この雪の中、今迄よく人間が生きてきたなという事です。
今は家や暖房設備がよくなり、又、除雪機能がしっかりしているので大変であっても生きていけるのだろうと思いますが、昔は今のような暖房、除雪機能も無く、冬になる前に保存食や薪を集め、長く暗い冬を乗り切ってきたのです。
現代であっても大変なこの場所で昔の人達はどのように暮らしてきたのだろうかと尊敬の念を覚えます。
除雪車.jpg
冬の間は宿の仕事はお休みなので除雪の仕事をさせて貰っています。
雪が降れば朝3時半に除雪車に乗って出動です。
除雪車が出なければ道路は通れなくなり秋山郷の人達は動けなくなりますので、地域で助け合って生きている事を肌で感じる毎日です。
皆、春が来るのをまだかまだかと待ちわびています。
かたくり便り